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筋肉だけじゃない! ~テストステロンその様々な効果~ Part1

どうも、Takiです。

 

 

今日はテストステロンに関する論文をご紹介したいと思います。

 

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テストステロンは男性ホルモンの一つで、

筋肉増大や骨格の発達に関わっております。

 

あとはテストステロンを増やすとモテるなんていう話もあります。

かくいうTakiもモテたい一心でテストステロンを増やすための努力をしておりました(笑)

その時の女の子との絡みがテステステロンのおかげかどうかは謎ですね(笑)

 

 

以下が論文で紹介されているテストステロンが活躍している場面です。

多いですね!

 

・胎児の性決定

・第二次性徴(思春期)

・病気による性腺機能低下症(精巣や卵巣が正常に機能しなくなること)

・更年期後の女性

・骨

・筋肉

・性欲

・男性機能

・認知

・感情

・赤血球生成

・心臓発作

・糖尿病・肥満・メタボ

・自己免疫疾患

・麻薬依存

エイズ

・加齢に伴う性腺機能低下症

 

それでは一つづつ見ていきたいと思います。

 

 

・胎児の性決定f:id:Drtaki:20190215123153j:plain

胎児が男の子か女の子かは、遺伝子によって決定されますが、テストステロンも大きく関わっています。

遺伝子的に男の子になる胎児が、たくさんテストステロンを浴びることで男性器の形成がされ、男の子の見た目になります。

逆にテストステロンが少ないと、見た目は女の子だけど遺伝子的には男の子という胎児ができてしまいます。

 

オトコの娘という話ではありません(笑)

これに関連した実例があります。

ちょっと前に、キャスター・セメンヤ選手という陸上選手が話題になりました。

彼女は女性選手として出場していたのですが、低い声や男性のように発達した筋肉が注目を集め、何度も女性であるかのチェックを受けていたそうです。

生殖器は間違いなく女性のものだったのですが、さらに細かいメディカルチェックを受けることになりました。

するとなんと、卵巣がある部分に精巣があったそうです。

そしてテストステロンの値が通常の女性の3倍であることがわかりました。

彼女は遺伝子的には女性、性器も女性のものであるけども、精巣を持っていたんですね。

世の中不思議なことがあるものです。。。

 

 

・思春期

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思春期は、視床下部の下垂体が「目覚める」ことで起こります。それらの働きによって、睾丸からテストステロンがたくさん出るようになります。そして背が急に伸びたり、性欲が増したり、頻繁に硬くなったり(意味深)、にきびができたり、体毛が増えたり、筋肉が増えたり、声が低くなったり、精子が作られるようになったり、乳首にしこりができたりするようになります。

 

 

・病気による性腺機能低下症

病気による性腺機能低下症ではテストステロンの値が著しく低下する。

テストステロンが低下すると以下のような症状が出る。

 

・元気がなくなる

・疲れやすくなる

・無気力

・情緒不安定

・うつ

・いらいら

・性欲減退

・性機能低下

・オーガズムの質の低下

・筋肉量低下

・自信がなくなる

・貧血

骨粗しょう症

・体毛が減る

・不眠

・顔が火照る

 

影響力デカすぎ。。。

テストステロンすげぇな

 

 

・更年期後の女性

更年期になると卵巣の機能が低下してエストロゲンが減少するだけでなく、テストステロンも減少します。実は卵巣でもテストステロンが作られています。

更年期後の女性や卵巣を摘出した女性も、上でお話ししたテストステロン減少の症状に悩まされることになります。ちなみに女性の性欲もテストステロンの減少により減退します。

最近女性にもテストステロンの補充が推奨されています。もちろん性欲の問題だけでなく、骨粗しょう症対策やメンタルを上向きにする効果もあります。

 

 

・骨

テストステロンは骨を丈夫にし、骨粗しょう症の予防になります。

そのためにテストステロンが減少してしまっている男性は骨粗しょう症やそれに伴う骨折のリスクが高くなります。

50歳以上の男性になると、骨粗しょう症で骨折する確率が25%以上になるというデータもあります。

 

 

・筋肉

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テストステロンが減少すると、筋肉量が減り、体力も低下します。その結果として元気がなくなったり、疲れやすくなります。

さらにテストステロンには筋肉を増やす働きだけでなく、脂肪を減らす働きがあります。

またテストステロンの投与によって身体パフォーマンスが上がることが分かっています。

前立腺がんの治療のために男性ホルモンを減らす治療を受けている患者さんは、筋肉量とヘモグロビンが減少していることがわかっています。一方で脂肪が付き体重は増加しています。

性腺機能低下症の人にテストステロンを与えると、筋肉が付き、体力が増します。パワーや持久力も付き身体機能が向上します。

 

 

・性欲

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テストステロンがもたらす性機能の内、最も重要なものは性欲の向上です。

思春期の少年たちは、テストステロンが増えることで性への関心を高めていきます。

性腺機能低下症の患者さんにテストステロン療法をほどこすと大抵性欲が増すそうです。

 

 

 

 

 

 

 

続きはまた今度書こうと思います!

それでは、また。