自分のセンスで生きる。

ノリで書いていきます。

「NEW TYPE」山口周氏著を読了!社会にフィットしないと感じる人に読んでほしい。

夏休みが終わり大学が始まった。

 

勉強時間が削られるので本は読まないようしていたが、沸き上がる衝動に負けてふらっと本屋へ。

 

そこで自分の人生を変える一冊と出会う。

 

「NEW TYPE ニュータイプの時代」山口周氏著。

 

白地に銀色のタイトルのシンプルな表紙。

エモい。おしゃれ。

タイトルにもビビッと来て、即刻購入を決意。

 

結論から書くとこの本を読んで人生観が180°変わった。

 

それまでの私の人生の目標は、

「地道にお金増やして50歳までにセミリタイアからのアーリーリタイア」だった。

流行りのFIREムーブメントに感化されてのことだった。

 

でもいざお金と時間があっても欲しいものもないし、そんなに時間をかけてやりたいこともない。

それでも働くよりはましか、と考えていた。

 

 

それがこの本に出会い、

「好きなことやって生きていこう。」

に変わった。

 

正直これだけ見ても何が変わったのかよく分からないと思う。

自分の中の人生観の変更点を解説していく。

 

 

1.仕事への認識

旧:仕事は「やらなきゃいけないこと、お金稼ぎの手段」。自分は労働に向いていないので、何の仕事をやってもつまらないと感じるだろう。

   ↓

新:面白そうと思うことはなんでもやっていく。医師免許というプラチナライセンスを最大限活用しつつ、それに縛られずに生きていく。

 

2.時間への認識

旧:先読みし計画的に生きる。ゴールを設定し逆算して計画を建てていく。

   ↓

新:今やりたいことをやる。将来についての予測は建てつつもそこに縛られずに生きていく。未来はどうなるか分からない。どういう未来を作りたいかを考える。

 

 

3.行動への認識

旧:将来役に立ちそうなこと、スキルアップにつながりそうなことをやる。

   ↓

新:自分のセンスに従って行動する。何が将来に繋がるかは誰にも分からない。寄り道回り道大歓迎。

 

正直私の語彙力、文才ではこの本の良さを十分に伝えることはできない。

だがブログに残したいと感じこのブログを書いている。

 

この本では、様々な思考・行動様式をOLD TYPEとNEW TYPEに対比して話が進んでいく。これまで通用してきたOLD TYPEのやり方に縛られていては、この先の激動の時代を生き残っていくのは難しい。という論調だ。

 

 

この本を読んでからなにより気分が清々しい。

長年自分の胸にあったしこりがすっと溶けたようなそんな感覚である。

 

小学生中学年位まで持っていたワクワク感を取り戻せたように感じる。

その頃の私は、完全に自分のセンスで生きていた。

好奇心のまま図鑑を読み漁り、街を探検していた。

毎日がめちゃくちゃ楽しかったのを今でも覚えている。

 

いつしか私は自分を偽るようになった。好きなことばかりしてちゃダメなんだな。将来に役立つことをしなきゃだめなんだな。

成長につれ自分のアンテナを覆うようになり社会に求められるような人間を目指すようになった。それが人生の成功に繋がると信じて。

 

やりたくもない受験勉強を頑張り入った有名大学を卒業し大手企業に就職した。そこに待っていたのはこれまで通りの安定と没個性だった。

 

そんな世の中に私はもう限界だった。

圧倒的自由を手に入れるべく一念発起し医学部に入学した。

医師免許があれば翼が手に入ると思ったのだ。

 

しかしそこに待っていたのは圧倒的閉鎖社会と医学部という名の洗脳機関だった。

 

いつしか私は人里離れ犬と暮らすことを夢見ていた。

 

そんな自分にこの本は

「なぜお前は籠っている?お前は自由だ。好きに生きろ」

と囁いた。

 

今まで抑圧されていたエネルギーが一挙に噴き上がったそんな感じ。

 

自分と似たようなマインドの人にこの本が届いて欲しい。